トリニティが提案する【フィトセラピー】
大切なものはすべて植物の中にありました。

花、葉っぱ、草、木、根っこ、実、種、木から湧き出る樹脂…..そんな美しくも厳しい大自然の中で、力強く生き抜く植物たち。

トリニティは、その植物たちが織りなす数えきれないほどの「フィトケミカル」に着目しました。

はるか太古の昔から、人々はフィトケミカルの威力を知り、生活の一部として大切に感謝しながら、お肌やカラダ、心のケアに役立ててきました。

植物が持つ力を調べていくと、植物は人間が健康に生きるために必要なものをすべて持っているのではと思えるほど。

その神秘の力を、皆様と一緒に思い出していきたい、動物も環境もできるだけ傷つけたくない、という思いから、トリニティは誕生しました。

現在では、薬や農薬、食品添加物など、人工的に作られた合成化合物の発展が目覚ましく、昨今の基礎化粧品プロダクトにおける、合成界面活性剤や合成香料、合成保存料などの多用や、人間の綺麗さへの追求と引き換えに、動物たちが過酷な被害を受け続ける動物実験にも疑問を抱いておりました。

ニューヨーク州では2023年から動物実験をした化粧品の販売を禁止します。オランダ、ドイツ、イギリス、スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン、メキシコ、イスラエル、インド、ニュージャージー、ハワイ、カルフォルニア、バージニアなどの国や地域ではすでに完全禁止措置が取られています。完全禁止ではないものの、トルコやニュージーランド、韓国、台湾、グアテマラなどでも禁止が施行されており、完全禁止へ向けて足並みを揃えようとしているところです。日本では各会社の規定で取り組みをしているところはありますが、法律ではまだ禁止すらされていません。日本はなんでも遅れている国ですが、命あるものの愛ある共存のためにいち早く完全禁止法を導入するべきと考えます。

合成で作られる物質は不自然で私たちの肌や体には適しません。しかし、保湿のためや、手触りの良さのために多用されているのが現状です。そのような流れとともに、皮肉ながらもニキビや赤み、湿疹などの皮膚疾患や、それまで起こらなかった敏感肌、乾燥肌、シミやくすみ、老化肌などの悩みも増えてきたように思います。

この悪循環を食い止めるべく、お客様の声、お肌の声、心の声に寄り添い、優しくありながらも1本で様々な悩みにマルチ対応する、THE ROSEを開発致しました。不自然なものを動物実験をしてまで取り入れなくても、私たちにとって必要なものは自然がきちんと用意してくれている。使用するたびに感じることです。

世界は、私たちは、もうそれに氣づいてきています。TRINITYでは、そんな今の現状に警鐘を鳴らし、これからも、命あるものの愛ある共存を訴え続けていきます。

フィトセラピーとは

トリニティが推奨するフィトセラピー(植物療法)とは、精油を用いたアロマセラピー、ハーブを使ったハーブ療法や、森林療法、園芸療法、アーユルヴェーダや漢方など、植物を活用したセラピーのことを指します。

植物の花、葉、草、木、根、実、種や樹脂などに含まれる、多種多様なフィトケミカルの力を利用して、人間本来がもつ、「自然治癒力」を引き出し、ココロやカラダなどの様々な悩みに役立てる自然療法※のひとつです。

※ヨーロッパでは医療のひとつですが現在日本では医療行為として認められていません。

フィトケミカル【植物化学成分】とは

「フィト=植物」は、ギリシャ語が語源で植物全般を指します。

植物は、自然のなかで日々外敵から身を守りながら生きています。太陽光線、動物、虫や細菌などの害から自らを守るために香りや分泌物を作り出す。それが植物化学成分、フィトケミカルです。

ひとつの植物の中には何千、何万という、数えきれないほどのフィトケミカルが含有されています。

植物同士がコミュニケーションをとるためという素敵な説もあり、その力は計り知れません。

自然のフィトケミカルがもつ抗酸化力などが私たちの生体調節機能に深く関わっているとして、欧米などでは大変注目をあつめ、植物美容は人気の美容法のひとつとされています。

精油を構成する【フィトケミカル】がもつ力

・自然治癒力のサポート

不調和を整え、自らが持っている肌や身体の自然治癒力を呼び覚まします。

・抗酸化力

ストレスや食事などから発生する活性酸素が、細胞を傷つけ老化を促進します。フィトケミカル(精油)にはこの活性酸素を除去する抗酸化成分が豊富に含まれています。

・解毒力

年齢を重ねるごとにたまる老廃物を排出するのをサポートします。

植物化学成分それぞれがバランスを取りながら、お肌をはじめ心と体を力強くサポートします。

精油とは

「精油」とは芳香植物から水蒸気蒸留法などによって抽出した「芳香分子の集合体」のこと。植物に流れている血液のようなものです。

この精油の持つフィトケミカルは、昔から私たち人間の体やお肌、心の不調などの調整に取り入れられてきました。

精油によるアロマセラピーは、1927年頃にフランス人化学者のルネ=モーリス・ガットフォセによって作られ、その後、フランス人医師である、ジャン・バルネが「植物=芳香療法」を出版。精油の薬効効果が一般に知られるようになりました。

1990年頃にはフランスで精油の医療における重要性と、臨床での治療効果が知られるようになり、その後、日本へと伝えられてきました。

精油は主に、炭素、水素、酸素の三つで構成されており、人間と構成がよく似ています。
また脂溶性でかつ精油のほとんどは分子量が200以下ととても小さいため、私たち人間の体ととても親和性が高く、お肌や体、心によくなじみます。

そんな精油は、現在フランスで医療に取り入れられ、様々な研究結果やエビデンスも報告されるようになってきました。

日本では現在、医療として使われることはありませんが、最近では、介護や看護現場などでも活用されるようになってきました。精油を用いたアロマセラピー外来という分野も出てきており、その広がりをみせています。

これからますます精油の持つ生きた力が認められ、お肌や身体への様々な疾患に対する予防や改善の一助となることを願っています。