SKIN CARE

揺るぎない素肌へと導く

スキンケアの基本

  • 前より乾燥しやすくなった
  • 毛穴が目立つようになった
  • 炎症が治りにくくなった
  • シミが増えてきている気がする
  • ハリがなくシワが目立ってきた

こんなふうに、肌が衰えてきたかもと感じること、増えていませんか?

そんな焦りと迷いを感じていらっしゃるあなたへ、素肌を土台から立て直して今よりもっと若々しい健康的な素肌を手にするための効果的な対策と、年齢に負けない素肌を維持するための「肌の自己治癒力」にフォーカスした根本的なスキンケアの基本をご紹介します。

実は、一時的な肌トラブルは、間違ったスキンケア生活習慣の乱れが原因で、肌が本来持つ「自分で潤す力」が低下しているサインかもしれません。

このガイドでは、肌の老化を加速させる【5つの隠れた原因】(合成界面活性剤、光老化、糖化、ホルモン低下、過度な保湿)を専門的に掘り下げ、皮脂や美肌菌を守り育てる具体的な対策をまとめています。肌の土台から立て直し、【自ら潤う揺るがない素肌】を、今こそ目指していきましょう。

目次

肌が衰える原因

細胞生成能力の低下:加齢により、細胞の生まれ変わりが遅くなり、肌のターンオーバーが乱れます。

皮脂や美肌菌の減少:加齢や、化学物質などの使用により、皮脂や美肌菌が減少して肌の土台が弱くなり、バリア機能が低下すると、自己治癒力が低下。肌の乾燥(乾皮症)や湿疹、ニキビ、アトピー、皮膚炎などの肌トラブルが発生しやすくなります。

抗酸化力の低下:体内の酸化を防ぐ抗酸化作用が低下し、細胞のダメージが蓄積。シミやくすみの原因になります。

ホルモン量の低下:加齢や疾患によって体内で作られるエストロゲンなどのホルモンの量が減少し、その結果、肌、体、心のさまざまな機能に不調が生じる状態を指します。

コラーゲン・エラスチンの減少:肌のハリや弾力を保つコラーゲンとエラスチンの生成が減り、シワやたるみにつながります。

DNAの損傷:紫外線は肌のDNAを傷つけ、シミや色素沈着の原因となります。

コラーゲン・エラスチンの破壊:紫外線A波(UV-A)はコラーゲンやエラスチンを変性させ、肌のハリ不足やたるみを引き起こします。

・老化リスク:体内のタンパク質が余分な糖と結びつき、老化を促進する物質であるAGEs(終末糖化産物)を生成する反応です。

体の「コゲ」とも呼ばれ、肌のシワやたるみのリスクを高める原因となります。

ストレス:ストレスは線維芽細胞の機能を低下させ、コラーゲン生成を妨げます。

睡眠不足:睡眠不足はターンオーバーを促進する成長ホルモンの分泌を低下させ、肌の回復を遅らせます。

食生活の乱れ:糖分の過剰摂取は糖化を引き起こし、肌の弾力低下につながります。また、栄養不足は肌を作る材料の不足や、酸化ダメージからの回復を妨げます。

過度な摩擦:洗顔やクレンジングで肌を強くこすりすぎると、肌のバリア機能が低下し、乾燥や外部刺激に弱くなります。

保湿不足または過度な保湿:バリア機能の低下を招き、肌トラブルの悪化につながります。

不適切なスキンケア製品の使用:肌に合わない化粧品の使用や間違った使い方は、肌のバリア機能を弱める原因になります。

【肌が衰える原因】の中から、土台を立て直すために重要な次の7項目をピックアップしました。

化学物質による治癒力低下
原因と対策

合成界面活性剤が及ぼすデメリット

合成界面活性剤が肌に良くないと言われる主な理由は、その強力な洗浄力にあります。

合成界面活性剤は、ファンデーションや汚れをきれいに落とすというメリットがある反面、肌の健康を保つために重要な要素を「必要以上に取り去ってしまう」という大きなデメリットがあります。

合成界面活性剤が肌に与える影響

1. バリア機能の低下と肌トラブル

皮脂美肌菌を過剰に洗い流すことで、肌のバリア機能が低下します。

・その結果、乾燥赤みかゆみといった肌トラブルを引き起こしやすくなります。

2. 自己治癒力の低下と老化の促進

・肌の自己治癒力(傷やダメージを自ら修復・再生する力)が低下します。

・特に石油系の合成界面活性剤は肌のターンオーバーを乱す可能性があり、慢性的な不調や老化を促進する原因となり得ます。

合成界面活性剤が使われるアイテムとチェックリスト

合成界面活性剤は、成分を混ぜ合わせたり、汚れを落としたりするために、多くの身近な製品に使われています。

合成界面活性剤が使われることが多いのは、以下のアイテムです。

スキンケア: 乳液、化粧水、クレンジング、日焼け止め
メイクアップ: 液体ファンデーション
ボディケア: ボディーソープ

肌の健康に欠かせない皮脂は、合成界面活性剤だけでなく、アルコール防腐剤殺菌剤にも非常に弱い性質があります。

合成界面活性剤チェックリスト

合成界面活性剤の名称はこちらからチェックできます。お手持ちのスキンケア成分を調べるとき、商品購入時などに便利です。

自己治癒力の高い肌とは、ターンオーバーが正しく行われ水分・皮脂・美肌菌のバランスが取れている状態です。キメが細かく、ハリや弾力があるといった特徴を持ちます。

しかし、合成界面活性剤の強力な作用により、健康な肌を育てるために不可欠な皮脂美肌菌が失われ、肌の自己治癒力が妨げられてしまうのです。

皮脂膜の役割


皮膚の表面を覆う皮脂には、肌の育成にとってどんな重要な役割があるかをみていきましょう。

上の図は皮膚の断面図です。

角質層の上は皮脂腺から分泌された皮脂と、汗腺から分泌された汗などがまじりあってできた「皮脂膜」という膜で覆われています。

皮脂膜は、次のような重要な役割を果たして肌のバリア機能を守っています。

  • 水分が蒸発するのを防いでくれる
  • 潤いや滑らかさを保ってくれる
  • 肌を外的刺激から守ってくれる
  • 化学物質を跳ね返してくれる
  • 雑菌の増殖を抑えてくれる

この皮脂膜を形成するための材料となる皮脂は、化学的な成分に勝るとも劣らない、総合的な力を秘めているとても優秀な”天然の美容液”なのです。

上の図は、皮脂で守られた肌(左)と、皮脂が少ない肌(右)のバリア機能の比較図です。

左の状態は、皮脂が十分に分泌され、美肌菌がきちんといる環境で皮脂膜が形成されている肌。バリア機能を正常に保たれ、アレルゲンや細菌から肌を守ったり、水分を保持することができます。

しかし右は、皮脂分泌が少なすぎて美肌菌も減少、皮脂膜が形成されにくく、バリア機能に障害が起きやすい肌。アレルゲンや細菌が侵入しやすく、炎症や肌荒れなどの原因になるほか、水分が非常に蒸発しやすい状態です。

過度な保湿と美肌菌の減少が肌に与える弊害

肌の乾燥を防ぐための保湿ケアですが、実は「やりすぎ」が肌本来の機能を損ない、かえって肌トラブルや老化を早める原因になる可能性があります。

1. 皮脂分泌機能低下

過度な保湿は、肌が本来持っている皮脂の分泌機能を著しく低下させる恐れがあります。

肌は表面の乾燥を察知すると、脳が指令を出し、自ら皮脂を分泌して潤そうとします。しかし、クリームなどで常に潤った状態を作ってしまうと、脳は「もう潤す必要はない」と判断し、自ら皮脂を分泌させなくなります。

その結果、肌の表面は化粧品で潤っていても、肌の内部は乾燥している「インナードライ」の状態に陥りかねません。これは、常習的な乾燥肌肌の健全な成長の妨げとなり、老化を早めてしまうことにつながります。

2. 肌のバリア機能低下

必要以上の塗りすぎは、肌表面の角質層をふやけやすくします。

まだ剥がれる時期ではない角質が剥がれやすくなると、肌のバリア機能が低下します。バリア機能の低下は、細菌が侵入しやすくなったり、肌内部の水分を保ちにくくなったりするため、炎症乾燥肌の悪化原因となります。

結論:皮脂を必要以上に怖がらない

一般的に皮脂はニキビの原因として敬遠されがちですが、適切なバランスが取れていれば、健康な肌を保つために非常に重要な役割を果たしています。

肌の自己治癒力を低下させないためには、合成界面活性剤などで皮脂を落とし過ぎないこと、そして保湿剤を塗り過ぎないことが、肌を健やかに保つための大きなポイントとなります。

健康な肌維持に欠かせない<美肌菌>

健康的で美しい素肌を作るためにもう一つ忘れてはならない大切な要素は「美肌菌」の存在です。

この美肌菌は、肌に存在する「皮膚常在菌」の一種で、肌の健康を維持するために良い働きをする微生物(多くは表皮ブドウ球菌)のことを指します。

保湿成分(グリセリンなど)や抗菌成分を作り出し、肌のpHを弱酸性に保ってバリア機能を高め、健康的な肌を維持する役目があります。

この美肌菌は、いわば善玉菌のような働きをしてくれる菌。肌荒れや炎症の元となる、黄色ブドウ球菌などの細菌の発育や増殖を防いでくれるとても優秀な菌です。

美肌菌は皮脂をエサにして増える

美肌菌は、皮脂をエサにして増えていきます。

ですから、皮脂が足りないと美肌菌は増えることができずに細菌と戦う力が弱くなるため、肌がアルカリ性に傾き、黄色ブドウ球菌などが異常に繁殖、増殖して肌の乾燥や、炎症、アトピー性皮膚炎などに繋がりやすくなることも。

さらには、肌のバリア機能が低下して、ちょっとした摩擦や紫外線でも影響を受けやすくなってしまうこともあるので、皮脂と並んで美肌菌も非常に重要な存在なのです。

石鹸で一回洗うだけで美肌菌の約90%が洗い流され、健康な肌の人でも元の状態に戻るのは12時間もかかるとの統計も出ていますので、石鹸であっても洗いすぎには要注意です。

肌の治癒力を高める対策まとめ

  • 過度な洗いすぎを避け、皮脂・美肌菌の減少を防ぐ
  • 保湿のしすぎを避け、皮脂分泌能力を高める
  • クレンジング剤やスキンケアは、合成界面活性剤(乳化剤)不使用のものでケアする
  • 肌が乾燥に傾いているときは、Phが弱酸性の石鹸(乳化剤なし)を使用する
  • 美肌菌を増やすため、便秘解消や食事に気を付け腸内環境を整える
  • 皮脂と美肌菌を守る基礎化粧品でケアをする

肌の自己治癒力を妨げないためには、過度なケアを避けることが重要です。

種類と量を絞る: 使うアイテムは1種類〜2種類で十分な場合が多いです。つけるタイミングは、肌の様子を見ながら加減することを心がけましょう。

優しい成分を選ぶ: 湿度や肌コンディションに合わせて、肌に合った優しい成分のクレンジング剤やスキンケア用品を選びましょう。

【バリア機能のダメージを避けるなら】THE ROSE – 内側からの調律ケア

THE ROSE製品画像

合成界面活性剤は一切使わず、皮脂や常在菌といった肌本来の生態系を大切に育む処方。
「自ら潤う力」を土台から再構築するホリスティック・スキンケア。

糖化(AGEs)による
老化の原因と対策

見た目の老化をはじめ、さまざまな健康リスクを高める原因になっているAGEs。

AGEsが肌に蓄積していたり、血糖値が高かったりすると、実年齢よりも老けて見えるという研究結果も報告されています。

食事による加熱調理で体内に取り込まれるほか、体内の高血糖状態でも生成され、蓄積すると分解されにくく体を劣化させると言われています。 

AGEs(終末糖化産物)とは?

AGEsは、「Advanced Glycation Endproducts」の略で、「糖化最終生成物」や「終末糖化産物」と訳されます。

食事で摂取した余分な糖が体内のタンパク質脂質に結合してできる、体内で生成される老化促進物質で、体内で作られた一度できたAGEは、体外に排出されにくく体内のコラーゲンなどに蓄積され、長期間にわたり、以下のような悪影響を及ぼします。 

皮膚の老化: シミ、シワ、たるみ、くすみの原因となります。

 血管の老化: 動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。

 脳の老化: アルツハイマー病などの認知症の原因となることがあります。 

骨の老化: 骨の柔軟性を低下させ、骨粗しょう症の原因となります。
 
目の老化: 白内障の一因となることがあります。 


AGEsができる原因

その他: 紫外線、ストレス、睡眠不足も、AGEsの生成を促進することが知られています。 

高血糖: 体内に余分な糖があると、タンパク質と糖が結合してAGEsが作られます。 

食事: 焼き目や焦げ目のついた食品(ステーキ、ホットケーキ、トーストなど)や、揚げ物など、食品の加熱調理でできる「こげ」にはAGEsが含まれており、体内にも取り込まれます。

 

AGEs対策

  • 糖質の摂取を控え、血糖値の急激な上昇を防ぐ
  • 焼き調理や揚げ調理を減らし、蒸す、茹でるなどの調理を取り入れる
  • 禁煙、適度な運動、良質な睡眠、ストレス軽減を心がける

肌の自己治癒力低下と「抗酸化力」の関係

肌の自己治癒力低下は、抗酸化力の低下によっても引き起こされます。

抗酸化力の低下とは

「抗酸化力の低下」とは、体内で発生する活性酸素(酸化物質)から体を守り、無毒化する能力が衰える状態を指します。

酸化と活性酸素の増加

体内で起こる「酸化」は、細胞を損傷させるプロセスです。この酸化を促進する主要因が「活性酸素」です。

抗酸化力低下の要因

本来、私たちの体内には、酵素などによって活性酸素を分解・無毒化する「抗酸化作用」が備わっています。

しかし、以下の要因によってこの抗酸化の働きが衰え、活性酸素の処理が追いつかなくなります。これが抗酸化力の低下です。

  • 加齢
  • ストレス
  • 喫煙
  • 紫外線
  • 大気汚染
  • 過激な運動
  • 油の多い食生活

抗酸化力が低下すると、細胞へのダメージが蓄積し、結果として肌の自己治癒力やバリア機能も衰えていきます。

抗酸化力が低下するとどうなるのか?

細胞へのダメージ増加
無毒化されずに増え続けた活性酸素が細胞を攻撃し、DNAや細胞膜にダメージを与えてシミやくすみなどにつながります。

老化の促進
体の酸化が進むことは、体全体の老化を早める一因となります。

病気のリスク増加
細胞のダメージが蓄積することで、様々な生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。


抗酸化力の低下で起こるシミリスク

抗酸化力の低下によって、肌が活性酸素のダメージを受けやすくなり、過剰にメラニンが生成されシミができやすくなります。

また、細胞の機能が低下しコラーゲンやエラスチンを作る働きが弱まるため、シミやくすみだけでなく、シワやたるみといった肌老化も加速します。 

シミができるメカニズム

  1. 活性酸素の増加: 紫外線、ストレス、大気汚染、喫煙などが原因で体内の活性酸素が増加します。
  2. 細胞へのダメージ: 活性酸素が肌の細胞を攻撃し、細胞を不安定な状態にします。
  3. メラニンの過剰生成: 活性酸素がメラノサイト(色素細胞)を刺激し、過剰な黒色メラニンの生成を促します。
  4. 色素沈着: 生成されたメラニンが肌に沈着し、シミやそばかすとして現れます。 

抗酸化力が低下すると起こる肌トラブル

くすみや色むら:炎症後色素沈着(PIH)の原因となり、肌のくすみや色むらを引き起こします。 

シワ・たるみ:: コラーゲンやエラスチンの生成を妨げ、肌のハリや弾力が失われるため、シワやたるみが生じやすくなります。 

肌の老化促進:細胞レベルでの老化が進行し、肌全体の老化が加速します。 

抗酸化力強化対策

  • 抗酸化物質の摂取 ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、ポリフェノール、カテキンなどの抗酸化物質を多く含む食品を積極的に摂るようにしましょう。(例:緑黄色野菜、柑橘類、ナッツ類、緑茶、ココア、ブルーベリーなど)
  • 健康的な生活習慣
    • 喫煙や過度なアルコールの摂取を控え、適度な運動を取り入れ、質の良い睡眠を確保することも大切です。
    • 揚げ物は出来るだけ避け、和食にするなど酸化の少ない食事を心がける
    • ストレスを溜めない
  • 紫外線対策・抗酸化力の高いスキンケア 日焼け止めの使用や、肌に存在する活性酸素を除去したり、その働きを抑制したりすることで、シミ、シワ、たるみなどの肌老化を防ぎ、肌トラブルを改善するスキンケアを行いましょう。

エストロゲン減少が肌に与える影響

女性ホルモンであるエストロゲンなどのホルモンは、主に加齢によって減少します。特に40歳を過ぎると急激に低下することが知られており、この時期に心身ともにバランスを崩しやすくなります。

ホルモン量の変化に伴い、肌の機能にも以下のような低下が見られます。

  1. 自己治癒力の低下:肌が本来持つ修復・再生する力が弱まります。
  2. 皮脂分泌バランスの乱れ:皮脂の分泌が乱れ、乾燥しやすくなります。
  3. 角質層の乱れ:肌のバリア機能を担う角質層が乱れやすくなります。
  4. 水分保持能力の低下:肌内部の水分を保つ力が弱くなります。

これらの機能低下が原因となり、シミ、シワ、ハリ不足、くすみ、乾燥、炎症など、様々な肌の悩みやトラブルに繋がります。

そのため、年齢とともに現れる肌の不調に対しては、ホルモン量の調整を視野に入れることも、ひとつの有効な手段となります。

ホルモンバランスを整える対策

  • ホルモン剤や漢方の投与でホルモン量をコントロールする
  • ホルモン調整に役立つ精油を使いケアをする(クラリセージ、ゼラニウム、ローズなど)
  • 軽いホルモン補充のような効果が期待できるエクオールを摂取する

※ホルモンに関しては、病気や妊娠の有無などとの関連もありますので、医師と相談し、正しく調整していきましょう。

大人肌を衰えから守る
スキンケア対策


スキンケア用品の選び方

  • 合成界面活性剤(乳化剤などの界面活性剤)、合成保存料、合成香料、安定剤などが配合されているものは極力避ける。
  • 植物由来成分でできた、肌にできるだけ負担のない優しいものを使用する。
  • クレンジング剤は、弱酸性(乳化剤なしのもの)のものか、純石鹸を使用する。

肌を守る洗顔のポイント

  • 洗顔の前には、オイルや専用のクレンジング剤でポイントメイクを先に落としておく。

    優しい成分でできたクレンジング剤や純石鹸では、ポイントメイクが落ちにくいことがあるため、先にオフしておくことでスムーズかつお肌に負担をかけずに洗顔することができます。
    ポイントメイクの落とし方

  • 泡立てネットで十分に泡立て、泡で細かい円を描くようにこすらずに優しく洗い、38度くらいのぬるま湯で、しっかり泡が残らないように洗い流す。

    熱いお湯は皮脂を取り過ぎてしまうので要注意です。

  • 朝の洗顔は、クレンジング剤を使わず、ぬるま湯だけで流すだけにする。

    余分な皮脂と汚れは、ぬるま湯で十分落とすことができます。

  • 拭く時はこすらず、タオルを顔に当てて吸収させるようにする。

    こすってしまうと摩擦で肌が傷ついたり、シミの原因にもなるので、優しくタオルに吸収させましょう。

  • ピーリングをし過ぎない。

    ピーリング後は一見つるつるで綺麗に見えても、必要以上に角質層を薄くさせてしまい、ビニール肌を作ることにもなりかねません。余分な角質は、ホットタオルで行うオイルパックのあと、使ったタオルで優しくぬぐうだけでも十分に取ることができます。こちらもやり過ぎは禁物。週に1度くらいにしましょう。
    オイルパックの方法

治癒力を取り戻すスキンケアのポイント

  • スキンケアアイテムの使用は、必要最低限にする

    肌は本来であれば、何もつけなくても良いくらいの力を持っていますが、今まで使ってきた分その力が衰えています。

    本来の力を取り戻すために、少しずつ減らしていくことを心がけましょう。基本的には化粧水+1アイテム位で十分。

    冬など特に乾燥するときには、少量だけ足すなど、環境や肌の様子をみながら、都度加減していくようにします。

  • 化粧水は、お風呂上りなどで肌が湿っていれば極力使わない

    化粧水の目的は、肌に水分を与えて柔らかくし、そのあとにつけるアイテムの浸透をよくすること。

    化粧水は水とアルコールなどで出来ていることが多いので、できるだけお肌への負担を減らすためはもちろん、お肌に水分がしっかり含まれていれば使わなくても大丈夫なことがほとんどです。

    栄養補給や保湿力はそのあとのアイテムでカバーしましょう。
    ※化粧水をつけることでクリームやオイルなどの浸透がよくなるアイテムについては指示に従ってください。

  • スキンケアアイテムは、お肌に乗せるようなイメージで塗る。

    こすったり、塗り広げてしまうと、お肌に負担となるだけでなく、塗り広げた先だけに集中してしまい、肝心な場所にあまり塗れていないなんていうことも。ポンポンと優しくお顔全体に乗せるというイメージで行いましょう。

肌が自ら輝きを取り戻すステージへ

さて、ここからが、あなたの肌本来の力を発揮するステージです。

肌の自己治癒力が覚醒すると、ダメージの修復力が高まり、乾燥、肌トラブル、シミやシワといった肌悩みを根本から改善しやすい環境がスムーズに構築されます。年齢を止めることはできませんが、低下している治癒力を取り戻すことができたなら、肌の衰えを遅らせることは確実に可能です。

最強のレシピは「シンプル」の中に

複雑な方法を探す必要はありません。シンプルで本質的な方法こそ、あなたの肌にとって最強のレシピです。肌はまさしく「急がば回れ」。自分の肌悩みに合うスキンケアを探しに行かなくても、答えはあなた自身の中に持っているものです。

THE ROSEが提案する「引く」ケアを日々意識するだけで、肌は自ら潤い始め、輝きを取り戻し、年齢に負けない美しさを保つことができるようになります。

未来の肌への投資を、今

「肌が衰えてきたかも?」と、もし少しでも感じ始めているのなら、立て直しのスタートを切るなら今です。1年先、2年先、3年先、今よりもっと自信が持てる肌を一緒に作っていきませんか?

好ましい肌環境がつくられるまでの期間は個人差がありますが、一度整えてしまえば、スキンケアの迷いから解放され、これからの人生が本当に楽になります。毎日、コツコツとできることから実践していきましょう。

全ての世代へ

まだ衰えとは無縁の10代、20代の方々も、早いうちから肌の治癒力を守るケアを心がけておくだけで、確実に将来の肌を守っていくことができます。ぜひご家族みんなで、潤いあふれる健康的な素肌を維持していきましょう。

肌環境の構築をスピードアップしたい方や、進めていく上で困ったことがありましたら、私たちトリニティにいつでもご相談ください。

【あなたの肌は本当に守られていますか?】

合成界面活性剤不使用、肌と心の調和を追求した次世代スキンケア

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など、あなたの「肌」と「心」を根本から育むコンテンツをお届けします。

どうぞ、ごゆっくりとお愉しみください。

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