トリニティは、心と体の全体的なバランスを整えるホリスティックな視点と、自然の恵みを尊重した倫理的な消費(アニマルウェルフェア)をブランド哲学の土台としています。
そのため、すべての生命のウェルネスを最優先に考え、「精油(エッセンシャルオイル)が猫にもたらす危険性」について、深くご理解いただくことが責務だと考え、この記事を作成しました。
ご自身と愛猫の健やかな生活のために、ご一読いただけますと幸いです。
この記事を書いた人:トリニティ【公式】ホリスティック・アロマセラピスト龍神
目次
なぜ精油(アロマテラピー)は猫にとって危険なのか?

猫と人間では、体の仕組み、特に「解毒」を行う肝臓の機能に決定的な違いがあります。
危険な理由:決定的な「代謝機能」の違い
人間や犬は、体にとって有害な物質を無害化する重要な解毒経路の一つとして「グルクロン酸抱合」という機能を持っています。しかし、猫は遺伝的にこの機能に必要な特定の酵素が非常に少ない、または欠損しています。
精油に含まれる植物由来の有機化合物(テルペン類、フェノール類など)は、このグルクロン酸抱合によって分解・排出されるものが多くあります。
猫の場合、これらの成分が体内でうまく分解されず、結果として体内に蓄積され、中毒症状や肝機能障害などを引き起こす原因となるのです。精油は植物成分を非常に高濃度に凝縮したものなので、少量でも猫にとっては猛毒になり得ます。
体内への経路と中毒事例
精油の成分は、以下の3つの経路から猫の体内に容易に取り込まれます。
- 吸入(肺から): アロマディフューザーなどで拡散された微細な芳香分子を吸い込む。
- 経皮吸収(皮膚から): 精油が付着した床や家具、飼い主の肌、または被毛(毛づくろいで舐める)から吸収される。
- 経口摂取(口から): 誤って精油を舐めてしまう、精油が付着した被毛をグルーミングで舐めてしまう。
海外や国内では、猫が精油を舐めてしまったことによる中毒死の事例や、日常的にアロマを焚いていた部屋の猫の肝臓の数値が悪化した(アロマ使用中止後に回復した)という報告が、獣医師などからも上がっています。特にティートゥリーやペパーミントなどは危険性が高いとされていますが、すべての精油に対して注意が必要です。
【重要補足】精油以外にも猫にとって危険なもの

精油以外にも、猫の生活環境に潜む危険物として、アルコールとユリ(百合)の花の2つについても特に注意が必要です。
1. アルコール(消毒液、アロマ製品の希釈液など)
猫はアルコール(エタノール)を分解する能力も低く、少量でも中毒を引き起こす可能性があります。
- 経皮・経口摂取の危険: 消毒用アルコールはもちろん、アロマ製品に含まれる希釈用のアルコールも、猫が舐めたり、肉球から吸収したりすることで中毒に至るケースがあります。
- 注意点: アルコール入りのウェットティッシュや手指消毒液を使った直後は、猫に触れる前にしっかりと乾かすか、手を洗いましょう。
2. ユリ(百合)の花
ユリは猫にとって非常に危険な植物であり、猫中毒の代名詞とも言えます。
- 命に関わる危険性: ユリの花、葉、茎、花粉、さらには花瓶の水に至るまで、猫にとっては猛毒であり、わずかな量を口にしただけでも、急性腎不全を引き起こし、命に関わります。
- 注意点: ユリ科の植物は、絶対に猫のいる空間に持ち込まないでください。お悔やみの花などでもらう機会があった場合も、猫の届かない場所ではなく、速やかに猫と完全に隔離された場所へ移動させるか、処分することを強く推奨します。
飼い猫がいる家でアロマテラピーを楽しむための「安全ルール」

精油の危険性は「高濃度であること」と「猫の代謝機能の特殊性」にあるため、使用方法を徹底的に管理することが不可欠です。
愛猫と安全に暮らすために、以下のルールを必ず守ってください。
- 猫のいる部屋でアロマを焚かない: 精油をディフューザー、アロマポット、加湿器などで拡散するのは、絶対に避けてください。猫が頻繁に出入りしない別室(例:寝室など)で、短時間だけ使用しましょう。
- 使用後は徹底的に換気する: 別室で使用した後も、すぐに窓を開けて十分に換気し、芳香成分が空気中に残らないようにします。
- 精油のビンは猫が触れない場所に厳重に保管する: 好奇心旺盛な猫は、高い場所にも登ります。精油の小瓶は、倒したり、割ったり、舐めたりできないよう、鍵のかかる棚や、猫が入れない部屋のキャビネットなどへ厳重に保管してください。
- 精油がついた手で猫を触らない: 精油や精油を含む化粧品(ハンドクリームなど)を塗布した後は、必ず石鹸で手を洗い、よくすすいでから猫に触れるようにしてください。毛づくろいによって猫が舐めてしまうリスクを防ぎます。
- 芳香蒸留水(ハイドロゾール)など低濃度のものを選ぶ: どうしても香りを試したい場合は、精油成分が微量に含まれる芳香蒸留水(ハイドロゾール)などを、猫がいない空間で試すのも一つの方法です。
- 【最重要】体調に異変があればすぐに獣医師へ: 万が一、愛猫に流涎(よだれ)、嘔吐、下痢、ふらつき、元気消失など、少しでも体調の異変や中毒症状が疑われる場合は、直ちに精油の使用を中止し、精油を持って動物病院を受診してください。
美容オイル THE ROSE(精油の美容オイル)をご使用になる方へ
THE ROSEは、ホリスティックな視点に基づき、心と肌の土台を整えるために開発された「精油の美容オイル」です。精油を植物オイルで適切に希釈してはおりますが、精油の特性を持つ製品であることに変わりはありません。
ご使用になる際の注意点
- 塗布後の手で猫を触らない: THE ROSEを顔や体に塗布した後、すぐに愛猫を抱いたり、触れたりすることは絶対に避けてください。塗布後、時間が経って成分が浸透した後も、念のため、猫に触れる前には手を洗うことをおすすめします。
- 猫が舐める可能性のある場所に使わない: 猫が舐める可能性のある場所(飼い主の腕や手など)に塗布する際は、細心の注意を払ってください。
- 保管場所の徹底: 精油のビンと同様に、猫の手の届かない場所へ厳重に保管してください。
私たちの哲学と、CEOの姿勢

弊社代表の自宅にも猫がおります。そのため、代表自身が上記の注意点を徹底して守り、愛猫と製品との接触を厳しく管理しております。そのおかげで、今のところ愛猫に健康上の問題は生じておりません。
しかし、ブランドの哲学として、お客様の安心安全、そして愛猫のウェルネスが最優先です。
少しでもご心配な方、使用上の注意を厳守することが難しいと感じる方は、誠に恐縮ながら、THE ROSEのご使用はお控えいただきたく存じます。
THE ROSEは、「なりたい自分を創造する」ためのサポートをいたしますが、愛猫の生命力・ウェルネスを脅かすリスクは、私たちTHE ROSEのブランド哲学とは決して相容れません。
愛猫家であるあなただからこそ、この情報をご理解いただき、ご自身と愛猫の調和のとれたウェルネスを大切にしていただけることを心から願っております。
🚨精油を使う上での注意点と薬機法に基づく表記
質の高い本物の精油を選ぶことが、心身の調律を成功させるための最も重要な第一歩です。精油を扱う際は、本物の精油の選び方や、見分け方、そして安全に使うための注意点を必ず以下の記事内容でご確認ください。
このサイトでは、
・肌本来の美しさを引き出すためのヒント
・心を穏やかに整えるための思考法
・日々の暮らしを大切にするためのアイデア
・波動と周波数による心身の整え方など、あなたの「肌」と「心」を根本から育むコンテンツをお届けします。
どうぞ、ごゆっくりとお愉しみください。
- Skin Problem Solutions (肌):肌の土台を整えるための正しいスキンケア知識
- The Holistic Mind (心):孤独感や漠然とした不安を解消するための、心の法則とマインドセット
- Essential Oils & Wellness (精油と健康):自分を慈しむ時間を作る、精油を使った実践的なセルフケア
- Quantum Healing Method(波動医学):エネルギーのズレを整える、次世代の量子的ヒーリング・メソッド
📢【LINE友だち限定企画】 あなたが今、心を調えたいテーマや、肌のSOSを教えてください。日頃の感謝を込めて、皆さまのリクエストにお応えする、個別性の高い特別な記事を配信いたします✨いつでもお気軽にリクエストしてくださいね😊
![]()
【LINE公式アカウント友だち追加プレゼント】
🔑LINE友だち限定記事のパスワード
🎁今のあなたに必要な精油がわかる体質診断
🎁あなたの肌に必要なケアがわかる肌質診断
【トリニティLINE公式コンテンツ】
🔸新着情報:ブログ更新・美容に関する豆知識
🔸限定情報:特別キャンペーンのお知らせ
🔸リクエスト受付:ご希望のBlog テーマ
🔸美容オイル【THE ROSE】ご注文受付
🔸個別相談 ・ご質問窓口
肌、心、そして細胞たちへ。THE ROSE
produced by TRINITY