精油名:ローズ(オットー)
学名:Rosa damascena
科名:バラ科
水蒸気蒸留部位:花
主な産地:ブルガリア、トルコ、イラン、モロッコ
香り:甘く気品あふれるフローラル調の香り
目次
女性の心と体を支える
「香りの女王」
一瞬で心を奪う甘く気品あふれる香りは、まさに「香りの女王」と呼ぶにふさわしいダマスクバラ花油(ローズ・オットー)。そのエレガントな印象は、全ての女性を魅了し、特別な幸福感で満たしてくれます。
奇跡の1滴:希少性が生む深い癒やし
この精油がなぜこれほどまでに尊ばれるのか、それはその桁外れの希少性にあります。
ダマスクバラ花油たった1滴を採るために、60〜200個ものバラの花が必要です。
最も精油を多く含むつぼみの状態で、夜明け前のわずかな時間に、一つひとつ手で丁寧に収穫されます。
この手間暇をかけた「奇跡の1滴」だからこそ、ローズ・オットーは強い生命力と深い癒やしの力を秘めているのです。
大人の女性にとって「心身の守り神」
ローズ・オットーの真価は、その香りだけにとどまりません。特に、心身のバランスが揺らぎやすい大人の女性にとって、これほど頼もしい精油は他にありません。
精神と神経のサポート: 不調和を和らげ、深い心の安定をもたらすことで、不安や緊張を解放します。
女性特有の悩みに: 乱れがちなホルモンバランスを優しく調整し、更年期など心身のデリケートな変化をサポートします。
あなたの肌、精神、そして神経系の不調に寄り添い、香りという形で「大丈夫だよ」と語りかけてくれる――ダマスクバラ花油は、心身ともに頼れる「あなたのための守り神」となってくれるでしょう。
(※豆知識:純粋なローズ・オットーは、約13℃以下で白く固まるのが特徴です。本物の証として、手でビンを温めて溶かしてからお使いください。)
特性
皮膚
皮膚強壮、収斂(毛穴ひしきめ)、瘢痕形成(創傷治癒)、 皮膚組織再生、皮膚弾力回復、抗菌、抗真菌、抗ウィルスなど。
乾燥肌、敏感肌、老化肌、硬化肌、全ての肌質に相性が良く、毛細血管の弾力を増し、肌の弾力や強壮、潤いを取り戻して肌を若返らせ、シミ、しわ、ニキビなどアンチエイジングや傷などの回復に役立ちます。
心
感情調整機能、精神安定、精神強化、精神高揚、鎮静、抗うつなど。
心を安定させて元気にし、神経の緊張をやわらげて心を和ませ、疲れた心、落ち込みや、傷ついた心を癒してくれます。
また、脳内の幸せホルモンと言われるオキシトシンの分泌を促し、自律神経のバランスを整えストレス緩和に役立ちます。
オキシトシンの分泌促進により、ホルモンバランスが悪くなって起こる体の不調(頭痛や肩こり)改善にも役立つことに繋がるため、大人の女性はぜひ使っていきたい精油のひとつ。
体
生殖器:ホルモンバランスを調整し、生理痛や月経前緊張、月経不順、子宮脱、冷感症、不妊症、PMS,更年期障害の不調など女性の様々な悩みや、男性の不妊にも有用性があります。
循環器:体液の流動性を高めたり、肝臓や脾臓に働きかけ、血液やリンパ液もきれいにし、血液循環の不活発、毛細血管の強化、心臓の強壮に役立つ。
消化器:肝臓強壮、胆汁分泌促進、二日酔い、肝臓解毒、黄疸、浄血、消化器系の強壮、はきけ、嘔吐、健胃、便秘など。
主な含有成分
数値(%)は平均的含有量
比重:0.845〜0.868 屈折率:1.450〜1.464
旋光度:-6°〜-1°

安全性

相性が良い精油
柑橘系:オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、メリッサ、レモン
エキゾチックな香り:イランイラン、サンダルウッド、パチュリー
花の香り:カモミールローマン、ゼラニウム、ジャスミン、ラベンダー、ネロリ
ハーブ系:カモミールジャーマン、クラリセージ
森林・樹脂系:シダーウッド、ローズウッド、ベンゾイン、フランキンセンス
※精油は、皮膚の治療や病気を治すための医薬品ではありません。症状に対してご使用になられたい場合は、医師にご相談されるか、自己責任の下ご使用くださいますようお願い致します。
肌、心、そして細胞たちへ。THE ROSE
produced by TRINITY
